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トランスコーダとエンコーダの違いとは?知って得するトランスコーダを導入するメリット

2019/01/17

映像

エンコーダとは?動画データの符号化装置
皆さんは、「トランスコーダ」と「エンコーダ」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
聞いたことはあるけれど、どのようなものか知らない方や、全く聞いたことがない方もいるでしょう。
実は、これらは案外身近で使われているのです。
それはスマートフォンです。
今、動画を簡単に配信・視聴できるようになっていますが、動画データは容量が大きくインターネットに大きな負荷を与えてしまいます。
そんなときに必要不可欠なのが、「トランスコーダ」と「エンコーダ」です。
さて、どのように活用されているのでしょうか。
今回は、トランスコーダとエンコーダの役割や違いについての説明、トランスコーダの利用事例も紹介していきます。

トランスコーダとエンコーダとの仕組みの違い

トランスコーダ
「トランスコード」は、エンコードしたデータ(デジタル信号)を元のデータ(アナログ信号)に戻さず、別の形式に変換(再エンコード)する技術のことです。
そのため、再エンコード先のそれぞれの端末に応じた仕様のデータを生成することができます。
また、トランスコードの処理を行うソフトウェアまたはハードウェアを「トランスコーダ」、動画データなどを異なる解像度やビットレートに変換する処理を「トランスコーディング」といいます。

ビットレートとは、1秒間に送受信可能なデータ量のことです。
単位はbps(Bit per Second)を用いて、1秒間に何ビットのデータを伝送できるかを表します。
例えば100bpsである場合、1秒間に100ビットのデータを伝送します。
ビットレートが高いほどたくさんのデータを伝送できますが、その分負荷も大きくなります。

エンコーダ
「エンコード」とは、音声や映像などのアナログ信号をデジタル形式に変換・圧縮する技術のことで、エンコード処理するためのソフトウェアまたはハードウェアのことを「エンコーダ」といいます。
その他、圧縮したり暗号化するソフトウェアなどもエンコーダといいます。
※ 詳しい内容は、『エンコーダとは?動画データの符号化装置』記事をご確認ください。

「デコーダ」はエンコーダと対義的に用いられ、エンコードされたデータを元の形式に復元するソフトウェアまたはハードウェアのことです。
※ 詳しい内容は、『デコーダとは?』記事をご確認ください。

つまり、アナログ信号からデジタル信号に変換するA/Dコンバータはエンコーダ、デジタル信号をアナログ信号に変換するD/Aコンバータはデコーダということです。

トランスコーダを導入するメリット

高解像度の動画・音声データを高速通信可能
SNSの利用者は年々増加傾向にあり、その中でも動画関連の利用数はとても増えています。
インターネット上にあるデータの中でも動画データは容量がとても大きく、インターネットへの負荷が大きくなってきています。
そこで、『映像の品質は落とさずにデータサイズを小さく』という課題に、「エンコード」と「トランスコード」が必要になります。
例えば、スマートフォンで撮影した動画は、内部ストレージに保存する際、自動的にMP4などにエンコードされます。
また、保存された動画をSNSにアップロードする場合は、再エンコード(トランスコード)を行い、動画のデータサイズを落として通信量を節約することができます。
このように、トランスコード機能に対応しているスマートフォンでは、圧縮されたデータのまま形式を変換できるため、高速で動画・音声データの視聴が可能となり、インターネットへの負荷を最小限に抑えることができます。

通信・変換コストが小さい
エンコードしたデータは圧縮されているため、ファイルサイズが小さくなります。
トランスコーディングはこの小さいファイルを変換することで、無駄なコストを抑えることができます。

MDSトランスコーダの導入事例
●MDSとは
MDS(マルチデコーダシステム)は、マルチベンダ対応・マルチ画像分割表示が可能なIPカメラ集約装置です。
異なるメーカーのIPカメラやエンコーダに対応しているため、監視映像を1台でデコードすることができます。
最大256台のカメラを登録することができ、16分割同時表示可能となっています。
低コストでシンプルな映像監視システムの構築を実現します。
カメラの登録方法としては、各カメラのストリームURL(RTSPストリームURL等)を入力するだけなのでとても簡単です。

●MDSトランスコーダでできること
・IPカメラの集約
→異なるメーカーのIPカメラ・エンコーダに対応しているため、メーカーごとにデコーダを準備する必要がなく、1台のMDSでデコード可能となります。

・カメラ映像の一括管理
→複数ヵ所からのIP監視カメラ映像を同時に処理することが可能となります。

・NASへデータの保存が可能
→録画データは市販のNASに保存できるため、低価格で録画システムを構築できます。

・ファイルフォーマットの統一が可能
→NASに保存する録画データを、MP4やM2TSなどにファイルフォーマットを指定することで、統一フォーマットとして保存・処理可能となります。

・監視映像の再配信
→各拠点のカメラ映像を集約拠点にあるMDSへ送ることで、集約拠点にある映像監視機器へ再配信することが可能となります。

今回、「トランスコーダ」と「エンコーダ」について説明してきました。
一部専門的な内容もありますが、少しでもご理解いただけましたら、嬉しいです。
スマートフォンやPC等で動画を視聴できているのは、トランスコーダとエンコーダの技術があったおかげなのです。

また、導入事例で紹介しましたMDSトランスコーダは、異なるメーカーのカメラを1台でデコードできることが魅力の一つです。
監視カメラを設置したいが、いくつかのメーカーのカメラが混在していて困っている方などにお勧めしたい1台です。

→トランスコーダの詳しい導入事例はこちら

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