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2022/5/10 Cambium Networks社オンラインイベント
「Cambium Connections(ASIA PACIFIC)」レポート

2022年5月10日に開催されたCambium Networks社のオンラインイベント「Cambium Connections(ASIA PACIFIC)」に、弊社代表の旦尾紀人がパネルゲストとして登壇いたしました。
「新しい無線周波数6GHz, 28GHz, 60GHzに対応した製品が、ユースケースに応じて、より高速で最適な無線アクセスの領域を広げる機会をもたらす」をテーマにしたセッションの中で、旦尾は、日本国内向けの無線通信の現状とこれからについて話しました。

cambium_connectionsモデレータ:まずはじめに会社の紹介を。

旦尾:ハイテクインターは日本の代理店およびSIerで、通信事業者、ISP、電力や交通業界などに製品を供給しています。
これまで、Cambium製品ではキャリアバックホールなどの用途でPTP 650/670などを供給してきましたが、今後、屋外用Wi-Fi製品や60GHzなどの製品を提案できることをとても楽しみにしています。

モデレータ:今後発展が期待される新しい周波数として、6GHz、28GHz、60GHzなどが考えられますが、それぞれの市場においてどの周波数帯域が一番魅力的と考えられますか?

旦尾:60GHzについては、免許が不要で、かつ、高速通信を実現でき、日本ではISPのバックホールや監視カメラの映像伝送、キャンパスネットワークの構築やイーサネット延長など様々なアプリケーションに使えると期待しています。

モデレータ:60GHzで使われる11ayは、日本では最近制度化された比較的新しい制度ですが、具体的にはどのようなアプリケーションでの有用性がありそうですか?

旦尾:カメラの映像伝送やISPバックホール用途では、今までは提案できる製品がPTPのみでしたが、PTPは長距離には向くものの速度が200~300MBpsとそれほど早くありません。
1~2km程度の短距離でGbit以上の伝送速度を実現する製品には、これまで多くの要望をいただいていました。
また、メッシュ型ネットワークへの要望も根強いです。
これから提案できる機会がたくさんあって楽しみです。
また、短距離だと電波干渉がほぼなく、信頼性が高いのも魅力ですね。
当社の顧客層である市中Wi-Fi提供事業者にとっては、今まではバックホールに使える周波数が5.6GHzのWi-Fiしかなく、電波干渉の問題や低速、短距離といった問題がありました。
ここを解消できる製品として60GHzに期待しています。
11ayと同様に、最近制度化された28GHzは、日本ではキャリアの5Gとローカル5Gに主に割り当てられており、免許制で信頼性の高い周波数帯と言えます。
今後、面白い提案ができることを期待しています!

「Cambium Connections(ASIA PACIFIC)」動画

https://cambiumnetworks.wistia.com/medias/1cejnx3d20

以下からご登録のうえご視聴ください。
https://go.cambiumnetworks.com/cambium-connections-apac-may2022

Cambium Networks社について

Cambium Networks社は、ビジネス、教育、医療、そして社会の発展に貢献すべく、世界中の人々に無線ネットワークを提供しており、同社の無線技術は世の中のニーズに合わせ日々進化し続けています。
弊社は、2015年からCambium Networks社の無線機器の取り扱いを開始いたしました。

弊社取り扱いCambium Networks社製品

60GHz帯無線LANブリッジ
https://hytec.co.jp/product/wireless19

2.4/5GHzデュアルバンド屋外用無線LANアクセスポイント/ブリッジ
https://hytec.co.jp/product/wireless9

2.4/5GHzデュアルバンド屋内用無線LANアクセスポイント/ブリッジ
https://hytec.co.jp/product/wireless10

屋外用4.9GHz長距離無線ブリッジ
https://hytec.co.jp/product/wireless7

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