HYTEC INTER

お問い合わせ

産業用通信機器事業

産業用通信機器事業

縮小するアナログモデム、xDSLモデム市場の現実を見つめ課題を解決

産業用通信機器ラインナップの拡充を目指して

新しい技術の発展に伴い、旧型のアナログモデムや構内xDSLモデムを製造していた大手通信機器メーカーでの販売が終息に向かう中、当社では、既設のケーブルをそのまま使用して、長年使用していて不具合が発生したり故障したりした通信機器のリプレースを希望している現場が多くあることに気づきました。

通信機器を新型のものに交換すると配線も変更しなくてはならず、工事期間を要し、費用がかさんでしまうため、いくつかのハードルを超える必要があったのです。

そこで、同等またはそれ以上の性能を持った製品を海外メーカーから入手して、充分に検証を重ね、国内で問題なく使用できるよう認定を取得してラインナップを拡充。

現在では、自社ブランドの「ABiLINX(アビリンクス)シリーズ」をはじめ、耐環境性に優れた産業用イーサネットスイッチやメディアコンバータ、PoE延長装置、映像伝送に欠かせないエンコーダ/デコーダへと商品カテゴリを広げています。
現在も、アナログモデムや構内xDSLモデムの販売も続けており、お問い合わせを多くいただいています。

商品化までの道のり

海外メーカーから入手した製品を実際に検証してみると、国内の環境では、想定よりも伝送距離が短くなってしまったり、速度が出なかったりすることもあります。

お客様からいただいた要望に対応すべく製造元への交渉を進めますが、海外とコミュニケーションをとりながらの機能変更、機能追加は困難を極め、度重なる検証を含めると、商品化までの期間が数か月またはそれ以上におよぶこともあります。

実際に機器に触れ、技術力を磨いて、よりお客様の環境に適合した商品の提供に取り組んでいます。

販売して終わり、ではない

当社の商品を導入いただいているお客様の環境は様々で、環境やご使用用途によって設定が必要な箇所が異なる場合や、既設の機器との通信がうまくいかない場合もあり、お問い合わせを多くいただきます。

お客様が当社の商品を問題なくご使用いただけるよう迅速に対応し、いただいた内容は、お客様サポートのみならず、これからの商品調達/開発に活かしています。

事業部長より

映像・音声の配信やセンサーデータの取集など、多様化する社会においてお客様が必要とする情報も多くなりました。特に監視カメラや無線アクセスポイントの屋外設置が増えており、通信インフラにおける産業用通信機器の重要性がより大きくなっていると感じます。

そのため、LANケーブル、同軸ケーブル、電話線、光ファイバーや無線など伝送路の種類、IPやRS-232など端末インタフェースの種類、より高速な通信の要望や低速でも長距離通信の要望など、ニーズも多様化しています。

それら全てのご要望に応えられるよう、ハイテクインターは頑張ります!