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Inter BEE 2010に出展致しました。

2010年11月17日(水)~11月19日(金)に幕張メッセで開催された「Inter BEE 2010」に出展致しました。

国際放送機器展(Inter BEE)は、音と映像と通信のプロフェッショナル展として、国内外のトップレベルの放送機器、映像機器、音響機器、周辺アプリケーションやソリューションが一堂に会する国際展示会です。 その中で私たちはIPネットワーク(インターネット・プロトコル)を使用した映像伝送可能な機器を展示致します。

WAN高速化「AscenLinkシリーズ」は、拠点間通信(例えば本局-支局等)で映像データをやりとりする場合、WAN回線を複数利用することで高速化を実現し(IPバルク伝送)、物理回線の帯域が小さくても、HDデータなど大容量データの送受信を可能とします。

会場ブースでは、実際に高画質映像を複数回線を使用して送信するデモンストレーションを行いました。

IPネットワークを使用し本局-支局などの拠点間で大容量データを送受信する場合、物理回線の帯域不足によりデータ伝送が行えない、あるいは時間がかかるという問題が挙げられます。

IPバルク伝送装置「AscenLink」は、それらの問題を「物理回線を束ねて高速化する」というシンプルな手法で、送られてくるパケットを回線毎にロードバランスすることで解決します。WANの高速化もさることながら、冗長化により回線障害時も途切れることなく伝送出来るのが大きな特徴です。

AscenLinkは既にNHK福島放送局や松江放送局で採用されています。

電話線リモート給電対応 PoEモデム「NVF-200SE/PD」は、電話線1ペア(2芯)を使用し、300m離れた場所へもEthernetのデータと電源を供給します。リモート側は無電源で運用が可能となり、例えばPoEカメラを接続することで電源工事不要で簡単にセキュリティの向上や映像監視を可能とします。最大伝送速度は25Mbpsで、ネットワークカメラの映像を送るのにも十分な帯域を確保出来ます。

既存の電話線(メタル線)を活用できることから工事費用は安価で済み、電源の引き回しが難しかった場所でも容易にIPカメラやIP電話端末の設置が可能です。

期間中はたくさんの方に弊社ブースへお立ち寄り頂き、誠にありがとうございました。

<出展情報>
■ 出展ホール 「ホール 5」
■ 出展小間番号 「5413」
<出展機器>
■ WANロードバランサ AscenLink
■ 拠点間通信高速化 AscenLink Tunnel-Routing機能について
■ 電話線リモート給電対応 PoEモデム「NVF-200SE/PD」

出展内容・出展機器につきましてご不明な点やご質問が御座いましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。

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