HYTEC INTER

お問い合わせ

技術情報・FAQ

机上のテストでは問題なかったのですが、現場に投入したところDSLリンクが不安定です。どうしたらよいですか。(簡単LAN延長)

さまざまな理由が考えられますので、以下の項目を順次ご確認いただく必要があります。
——————————————
(1)モデムの速度設定は適切か
モデムの機種によっては、接続速度を設定できるものがあり、初期値では設置環境で得られる最高速度で自動的に接続します。通信の安定を優先させる場合には、使用するアプリケーションで必要な通信速度が通せる程度にモデムの最高速度を意図的に下げてください。

(2)ノイズマージンは適切か
モデムの機種によっては、ノイズマージン(SNR、信号とノイズの比)を確認できるものがあります。ノイズマージンは、dB(デシベル)で表示され、値が小さいほどノイズが多く、通信が不安定になりやすい環境です。当社の推奨値はノイズマージンが6dB以上の環境です。6dB以上を確保できるよう、モデムの設定変更や、設置環境の見直し(ケーブルの配線しなおし、収容変更等)を実施してください。

(3)モデムに流すデータ量は適切か
モデムに接続する端末はLANケーブルを通して最大100Mbpsで接続されますが、機種によりますが、モデム間の速度は数kbpsから数十Mbpsになります。モデム間の速度より速いデータがモデムに流入した場合、輻輳制御やエラー処理によってモデムのCPUの負荷が高くなり、通信が不安定になることがあります。この場合は適切なデータ量になるようにアプリケーション側の調整をしてください。

以下参考資料となります。
Q. 机上のテストでは問題なかったのですが、現場に投入したところDSLリンクが確立しないです。どうしたらよいですか。
——————————————

机上のテストでは問題なかったのですが、現場に投入したところDSLリンクが確立しないです。どうしたらよいですか。(簡単LAN延長)

さまざまな理由が考えられますので、以下の項目を順次ご確認いただく必要があります。
——————————————
(1)物理的な接続に問題が無いか
・各機器の電源は入っているか
・各コネクタとケーブルは正しく接続されているか

(2)適切なケーブル(電話線)が使用されているか
モデム間のケーブルには、2本撚りのツイストペアケーブルを使用してください(極性を合わせる必要はありません)。平ケーブル(平行線)、カッドケーブル(4本撚りの線)を使用した場合、ノイズの影響を受けやすくなり、正常に接続できなくなります。

(3)モデム間のケーブルに分配器やPBX等が接続されていないか
分配器やブリッジタップは、DSL信号の反射が起こり、また、PBX(交換器)は、DSL信号を通すことができないため正常に接続できなくなります。

(4)モデム間のケーブルに避雷器が接続されていないか
・避雷器(保安器、アレスタ、サージプロテクタとも呼ばれており、単体で設置されている製品や、MDF/IDFにモジュールとして組み込まれている製品があります)によっては、DSL信号が大きく減衰する、またはDSL信号を通さないものがあります。使用するモデムに適切な避雷器が使われているか確認してください。
・接続できない場合には、避雷器を外した状態で接続確認をしてください。
・弊社で動作確認の取れている避雷器のご紹介も可能です。

(5)モデムのCO(親機)・CPE(子機)の組み合わせが正しいか
CO同士、CPE同士では接続を確立することができません。CO/CPEは、機種によっては型番そのものが分かれているもの、DIPスイッチで切り替えられるもの、ソフトウェアで設定できるものがあります。お使いの製品の取扱説明書に従って正しく設定してください。

(6)モデムが使用する周波数帯域と重なる機器がないか
別のモデムやインバーター、溶接機、発電機等が近くにある場合は、それらからのノイズの影響を避けるため、物理的に距離を置く、お互いのケーブルを離して設置する等の対策をしてください。

(7)製品仕様上の動作温度範囲内で使用しているか
周囲温度が製品仕様上の動作温度範囲内におさまるようにしてください。また、周囲温度が動作温度範囲内であっても、高温発熱する機器が近くにある場合、高温になることで動作不良を起こす可能性があります。この場合は熱源から離してお使いください。

(8)故障の可能性は無いか
製品に添付されているケーブルや短いケーブルを使ってモデム同士を短距離で接続し、接続できるかどうかを確認してください。接続できない場合には、モデムの故障の可能性が考えられます。接続できる場合には、設置環境に問題があることが考えられます。

以下参考資料となります。
Q. 机上のテストでは問題なかったのですが、現場に投入したところDSLリンクが不安定です。どうしたらよいですか。
——————————————

机上のテストでは問題なかったのですが、現場に投入したところDSLリンクが不安定です。どうしたらよいですか。(産業用モデム)

さまざまな理由が考えられますので、以下の項目を順次ご確認いただく必要があります。
——————————————
(1)適切なノイズマージンをとっているか
クロストークノイズ、電源周りのノイズ、雷サージ等が原因になることがあります。
モデムは、通常、ノイズに対するマージンをとっておりますが、マージンの閾値を超える強いノイズを被った場合モデム内部でのノイズに対するエラー処理が増大し、確立しているリンクの切断等を起こす事が報告されております。
ノイズフィルタ等によるノイズ対策のご検討をお勧めします。
また、回線分岐(ブリッジタップ)を減らすことで改善する可能性があります。

(2)モデムに流すデータ量が適切か
モデム間を流れるデータ量が、モデムのリンク速度範囲内での通信であれば、モデムのエラー処理は問題なく行われますが、モデムのリンク速度範囲を超えたデータ量がモデムに流入した場合、ビットエラー処理の数が増大し、モデムの応答が無くなる場合があります。

(3)設定速度は適切か
速度固定の有効性、および速度自動調整の限界につきまして、一般的に、モデムは速度可変より、速度固定を行う方が安定します。
速度可変では、モデム間で回線状態を調査する信号を送信し、その結果を持って最小リンク速度~最大リンク速度の範囲で最大限速い速度がでるように接続しようとします。

(4)回線収容環境や配線方法は適切か
保安器や、MDF/IDF等の回線接続部分を見直し、必要によっては配線しなおしていただくことで改善する可能性があります。

また、空き線が他にあれば収容変更をしていただくことで改善する可能性があります。

保安器が影響しているかどうかは、保安器をバイパスしてモデム同士を接続することで判断できます。

以下参考資料となります。
Q. 机上のテストでは問題なかったのですが、現場に投入したところDSLリンクが確立しないです。どうしたらよいですか。
——————————————

机上のテストでは問題なかったのですが、現場に投入したところDSLリンクが確立しないです。どうしたらよいですか。(産業用モデム)

さまざまな理由が考えられますので、以下の項目を順次ご確認いただく必要があります。
——————————————
(1)物理的に接続されているか
対向機器の電源は、オンになっているか
・各コネクタとケーブルが正しく接続されているか
・ツイストペアケーブルを使用しているか
・0.4~0.5mmの線径の電話線を使用しているか
(ペア割れしたツイストペアケーブル、平ケーブル、カッドケーブルを使用した場合、ノイズの影響を受けやすくなります。ツイストペアケーブル以外は非推奨となります。)

(2)中継器が接続されていないか
ブリッジタップ、PBX(交換器)、分配器等。信号を通さないのでバイパスしていただく必要があります。
MDFの場合も中に避雷器(保安器)が入っていないかご注意ください。
※スプリッタは問題なし

(3)サージプロテクタ(避雷器)が設置されていないか
取り外してからリンクを確認してください。
xDSLが使用する周波数帯域をカットしている可能性があります。
弊社取り扱い製品と動作確認の取れているサージプロテクタのご紹介も可能です。

(4)モデムのCO(親機)・CPE(子機)の設定が正しいか
CO同士、CPE同士ではDSLリンクを確立することができません。

(5)利用周波数の重なる機器がないか
別のxDSL製品やインバータ、溶接機、発電機等が近くにある場合は、それらからのノイズの影響を避けるために物理的な距離を置く等の対策をしてください。

(6)設置環境に問題はないか
・本製品を直射日光の当たる場所や、温度の高い場所で使用しないでください。
本体内部の温度が上がり、故障や火災の原因になることがあります。

・本製品を暖房器具などのそばに置かないでください。
ケーブルの被覆が溶けて感電や故障、火災の原因になることがあります。

・本製品をほこりや湿気の多い場所、油煙や湯気のあたる場所で使用しないでください。
故障や火災の原因になることがあります。

・本製品を重ねて使用しないでください。
本体内部の温度が上がり、故障や火災の原因になることがあります。

・通気口をふさがないでください。本体内部に熱がこもり、火災の原因になることがあります。

・雷サージや瞬断により、使用する機器の動作に不具合を及ぼす可能性があります。
落雷・瞬断による機器の不具合は有償修理となりますので、サージ保護が可能なUPS等での対策をお勧めします。

(7)距離の限界がないか

(8)故障か
製品添付のケーブルでモデム同士を直結していただき、DSLリンクが確立するか確認していただくことになります。

以下参考資料となります。
Q. 机上のテストでは問題なかったのですが、現場に投入したところDSLリンクが不安定です。どうしたらよいですか。
——————————————