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ABiLINX 2502T

製品の特長

ABiLINX 2502T G.SHDSL.bis EFMモデムは、敷設されている構内電話線・メタル線を利用してLAN配線の距離制限を大幅に超えた距離でも通信を実現出来ます。

前面に搭載されたLCDパネルから通信状態を確認することができ、さらにボタン操作によりPCを使わず簡単に設定をすることができます。

リンク速度は1ペア192kbps~11Mbpsまでのアダプティブモードで、最大2ペアの利用が可能です。速度の上限・下限の設定が可能なため、通信状態の安定性を維持できます。

RoHS指令準拠製品です。

※本製品は、故障解析および修理のご依頼をお受けできません。
新品もしくは同等品と交換いたします。
機器故障の可能性がある場合は、弊社カスタマーサポートへご連絡ください。
TEL:0570-060030
受付時間 9:00~17:00(土・日・祝日、年末年始を除く)

接続構成例

ABiLINX 2502T:接続構成例

伝送速度・距離データ
速度 距離
メタル線0.4mm メタル線0.5mm
11Mbps(1ペア) 約0.9km 約0.9km
5.7Mbps(1ペア) 約1.8km 約2.7km
2.3Mbps(1ペア) 約2.7km 約3.6km
192kbps(1ペア) 約6.0km 約9.0km

◎測定環境
ラインシミュレータ(ノイズ無し)

◎機器設定内容
PAM Mode:AUTO_EXT_PAM, MaxLineRate:11328000bps, MinLineRate:192000bps, Target Margin:16dB

利用事例

このようなお客様に最適なソリューションです。

【LANの延長】

  • 構内のネットワーク(LAN)を数km延長したい。

【新規ネットワークの導入】

  • 構内にあるメタル線を有効活用してネットワーク構築をしたい。
  • 構内に光ファイバーが敷設されていない。
  • 過去にVDSLやADSL機器で利用できなかった経験がある。
  • PCを持ち込むのが難しい環境で設置したい。

【既存モデムの置き換え】

  • 構内にノイズが多く、メタル線で安定通信が実現できていない。

想定される導入先

製品仕様

製品名 ABiLINX 2502T
*ABiLINX(アビリンクス)はハイテクインターの登録商標です。
商品コード 121-AB-013
規格 IEEE 802.3
伝送方式 ITU-T G.991.2-2003(SHDSL.bis)
伝送速度 1ペア:192kbps~11328kbps ※64kbps単位で設定可能
使用周波数帯域 0~2275.2kHz ※伝送方式によって帯域が異なります。
最大フレーム長 1532byte(VLAN Tagを含む)
管理機能 TELNET, SSH, SNMP, HTTP, コンソール
インタフェース LAN RJ-45×4ポート(10/100BASE-TX、オートネゴシエーション、オートMDI/MDI-X)×4ポート
DSL RJ-11×1ポート
コンソール RS-232C(DB9)×1ポート
寸法 (W)210×(H)43.5×(D)200mm(突起部含まず)
重量 825g (本体のみ)
電源 入力 ACアダプタ 100~240V 50/60Hz
出力 DC 12V
消費電力 7.2W
動作温度 0~40℃
保存温度 -20~+70℃
動作湿度 5~90%RH(結露なきこと)
規格・認定 VCCI Class B, PSE, RoHS, WEEE, CE Marking
機能 管理用VLAN IDの任意設定可能
製品保証期間 1年間
付属品 ■RJ-11ケーブル X1本 ■RJ-45ケーブル X1本
■ACアダプタ X1個

製品外観

SPEC

■通信速度 最大 11Mbps(1ペア/2線), 最大22Mbps(2ペア/4線)

■前面LCDパネル搭載で通信状態の確認が可能

■Telnet、SSH、SNMP、WEBブラウザ、コンソールによるリモート管理機能

■VLAN対応

■4つの10/100BASE-TX LANインタフェース搭載

■ポイント-ポイント構成に対応

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型番

商品コード 製品名 備考
121-AB-013 ABiLINX 2502T
167-CN01-0015 TRE25120-A-24G13 ACアダプタ

付属品
・出力電圧:DC12V

152-SS-012 両端RJ-11 4芯 2m ケーブル

付属品

関連商品

FAQ

一般的な製品導入前の検討方法はどのようなものですか。

製品導入前に、以下の手順でご検討されるお客様が多いです。

1.製品ページや、FAQで技術要件等を把握
https://hytec.co.jp/products
に各製品カテゴリをクリックしてご覧いただけます。

製品ページの「カタログ・資料」タブより、
納入仕様書等の各種資料のダウンロードも可能です。

2.製品価格、納期等を確認

納期は、在庫状況により異なりますが、
通常2営業日~の出荷が可能です。
価格や納期詳細はお問い合わせください。

3.評価用の貸出機を利用して、実際の運用予定環境にて動作確認

ほぼすべての取扱製品について
ご使用予定の環境で実際に運用可能かお試し頂くため、
最長2週間の無償お貸出を行っています。
https://hytec.co.jp/contact.html
※故障切り分け用の貸出機、
修理期間中の貸出機のご用意はいたしておりません。

機器設置に際して、サージプロテクタ(SPD)は必要ですか

雷サージなどの可能性が考えられる場合、耐障害性の観点からサージプロテクタを設置し、アースを接続して保護するべきと考えられます。

これはサージ保護デバイスのJIS規格においても、 各機器や保護デバイスが協調して動作することが重要である旨、再三にわたって強調されており耐環境性の製品といえども機器単体では十分な保護は難しい(サージプロテクタ無しで、信号線及び電源部からのサージは保護されない)からです。

一般的に通信用電子機器がサージ(ノイズを含む)の影響を受ける場合、通信断や機器の動作(一時)停止が発生し、最悪のケースでは故障に至ります。

弊社サポートにおいても、台風や大雨の後は、サージで故障した機器の修理依頼が顕著に増加します。
※なお雷サージは自然災害であり、有償修理となります。

◎音羽電機工業様の参考資料
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・雷サージとは
https://www.otowadenki.co.jp/basic/
・電気及び電子システムの保護にはSPDを
https://www.otowadenki.co.jp/jis/
・電気設備の耐雷対策
https://www.otowadenki.co.jp/equipment/
—————

◎一般社団法人 情報通信ネットワーク産業協会様の参考資料
—————
・CES-0040-2
雷過電圧に対する通信機器の保護ガイドライン 第2版(1.2MB)
2014年6月30日改訂
13/38ページ, (1) 通信線から侵入する雷サージに対する保護
http://www.ciaj.or.jp/standards_publications/standards/standards.html
・CES-0030-3
通信装置におけるイミュニティ試験ガイドライン第2.1 版
http://www.ciaj.or.jp/standards_publications/standards/1118.html
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長期間評価用貸出機(デモ機)を借りることはできますか。

評価用貸出機の無償お貸出期間は最長2週間となっております。
長期間のお貸出については別途有償レンタルとして対応しておりますので、弊社またはお買い上げの販売店にご相談ください。

機器修理期間中に代替の機器を借りることはできますか。

修理期間中の代替品や貸出機のご用意はいたしておりません。
別途、以下の有償サポート契約(センドバック保守)にて対応させていただいております。

有償サポートにつきましては弊社またはお買い上げの販売店にご相談ください。

なお、既存のお客様におかれましては、主にセンドバック保守をご契約するか予備機を事前ご購入して故障切り分け/障害時に備えられるかの2パターンがあるようです。

故障切り分け用の機器を借りることはできますか。

故障切り分け用の貸出機のご用意はいたしておりません。

なお、既存のお客様におかれましては、予備機の事前購入により故障切り分け/障害時に備えられているとのことです。