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映像機器・システム

SRT搭載 4K60P エンコーダ TCS-9500

製品の特長

TCS-9500は、SRT, ONVIF, RTSP, RTMP, MPEG-TSなどに対応した4K60Pエンコーダです。

映像のストリーミングを行うと同時に本体に接続したUSBメモリに録画を行うこともできます。

  • 圧縮技術H.265に対応
  • 最大4ストリーム出力可能
  • SRT、ONVIF、RTSP、RTMP、MPEG-TSなどに対応
  • SRT(Secure Reliable Transport)プロトコル採用のパケットロスカバリ機能搭載
  • データレート最小32kbps~設定が可能
  • AES128/256暗号化通信に対応(SRT使用時)
  • RS-232C/422/485により遠隔からカメラのPTZ制御にも対応
  • 放送業界での利用が多いSDIインタフェースもコンバータ併用により使用が可能 ※コンバータ別途ご用意ください。

※TCS-9500(エンコーダ)の対向で使用するデコーダは、TCS-8500 または TCS-1700を推奨しております。

接続構成例

■双方向IP音声伝送

双方向IP音声伝
音声信号をIP化。IP経由での伝送が可能です。 片方向はもちろん、双方向での音声やり取りを実現します。

■HDMI信号をIP伝送

HDMI信号をIP伝送
HDMI信号をIP化してIPネットワーク経由で伝送可能です。
WEBブラウザやVMSでの映像表示を実現。
RS-232C/422/485により遠隔からカメラのPTZ制御にも対応しています。

このようなお客様に最適なソリューションです。

・放送素材のバックチャネル・映像確認
・デジタルサイネージ
・ドローンのプロポ映像伝送
・動きの激しいスポーツイベント中継
・鉄道などの運行情報管理

想定される導入先

製品仕様

製品名 TCS-9500
商品コード 191-TR02-0011
タイプ エンコーダ
圧縮方式 H.264、H.265、MJPEG
入出力解像度 640 x 480 ~ 3840 x 2160
エンコード解像度 320 x 240 ~ 3840 x 2160
最大フレームレート 60fps @3840×2160
ビデオ 入力 HDMI x 1(Type A)
出力 HDMI x 1(Type A)
データレート Primary32kbps~50Mbps
Secondary:32kbps~4Mbps
オーディオ スタンダード G.711 / AAC
入力 Line-In x1(ステレオミニジャック)、HDMI x1
出力 Line-Out x1(ステレオミニジャック)、HDMI x1
サンプルレート G.711:8kHz
AAC:32kHz / 44.1kHz / 48kHz
データレート G.711:64kbps
AAC:32kbps / 64kbps / 128kbps/192kbps
ネットワーク Ethernet 10/100/1000BASE-T(RJ-45)x1
・Full/Half duplex Auto detection
・オート MDI/MDI-X
・IEEE 802.3at Power Over Ethernet PD
USBポート USB3.0 x1
外部装置 アラームポート アラーム出力 x2
センサーポート センサー入力 x2
シリアルポート RS-232 x1
RS-422/485 x1
ブザー ブザー x1
寸法 (W)134 x(H)33 x(D)125mm(突起部含まず)
重量 520g(本体のみ)
電源 DCジャック DC12V
PoE 802.3at PoE入力
最大消費電力 15W
動作温度 -10~+50℃
動作湿度 0~90%RH(結露なきこと)
保存温度 -20~+50℃
保存湿度 0~90%RH(結露なきこと)
認定 VCCI Class A、CE、FCC、RoHS
製品保証期間 本体:1年間
ACアダプタ:2年間
付属品 ■ACアダプタ x1 ■固定金具 x2 ■固定金具用ネジ x8 ■保護接地極用ネジ x1
3-pin ターミナルブロック x2 ■4-pin ターミナルブロック x2


※他社製品との組み合わせでの運用をご検討のお客様には、事前検証を推奨しております。
他社製品との接続では、通信が途切れるなど、様々な問題が発生する可能性があります。
また、弊社推奨の製品以外での接続はサポートしておりません。
>> 製品導入のご相談・デモ機貸出に関するお問い合わせ

対応解像度一覧
解像度 INPUT OUTPUT
640×480 p60
720×480 p60
720×576 p60
800×600 p60
1024×768 p60
1280×720 p50/60
1280×768 p60
1280×1024 p60
1600×900 p60
1920×1080 p24/25/30/50/60
2560×1440 p30
2560×1600 p60
3840×2160 p24/25/30/50/60

※HDMI OUT は、HDMI INで入力した解像度をそのまま出力します。(ループアウト)

対応ドロップフレーム一覧
解像度 ドロップフレーム
720×480 p60 480p60(59.94)
1024×768 p60 1024×768p60(59.94)
1280×720 p60 720p60(59.94)
1280×1024 p60 1280×1024p60(59.94)
1920×1080 p60 1080p60(59.94)
1920×1080 p30 1080p30(29.97)
2560×1600 p60 2560×1600p60(59.94)
3840×2160 p60 3840×2160p60(59.94)
3840×2160 p30 3840×2160p30(29.97)

※p24のドロップフレームは未サポートのためご使用になれません。

製品外観

SPEC

■最大解像度3840×2160対応

■最大フレームレート:60fps @3840×2160

■映像のストリーミングと同時にUSBメモリへの録画が可能

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型番

商品コード 製品名 備考
191-TR02-0011 TCS-9500

FAQ

一般的な製品導入前の検討方法はどのようなものですか。

製品導入前に、以下の手順でご検討されるお客様が多いです。

1.製品ページや、FAQで技術要件等を把握
https://hytec.co.jp/products
に各製品カテゴリをクリックしてご覧いただけます。

製品ページの「カタログ・資料」タブより、
納入仕様書等の各種資料のダウンロードも可能です。

2.製品価格、納期等を確認

納期は、在庫状況により異なりますが、
通常2営業日~の出荷が可能です。
価格や納期詳細はお問い合わせください。

3.評価用の貸出機を利用して、実際の運用予定環境にて動作確認

ほぼすべての取扱製品について
ご使用予定の環境で実際に運用可能かお試し頂くため、
最長2週間の無償お貸出を行っています。
https://hytec.co.jp/contact.html
※故障切り分け用の貸出機、
修理期間中の貸出機のご用意はいたしておりません。

機器設置に際して、サージプロテクタ(SPD)は必要ですか

雷サージなどの可能性が考えられる場合、耐障害性の観点からサージプロテクタを設置し、アースを接続して保護するべきと考えられます。

これはサージ保護デバイスのJIS規格においても、 各機器や保護デバイスが協調して動作することが重要である旨、再三にわたって強調されており耐環境性の製品といえども機器単体では十分な保護は難しい(サージプロテクタ無しで、信号線及び電源部からのサージは保護されない)からです。

一般的に通信用電子機器がサージ(ノイズを含む)の影響を受ける場合、通信断や機器の動作(一時)停止が発生し、最悪のケースでは故障に至ります。

弊社サポートにおいても、台風や大雨の後は、サージで故障した機器の修理依頼が顕著に増加します。
※なお雷サージは自然災害であり、有償修理となります。

◎音羽電機工業様の参考資料
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・雷サージとは
https://www.otowadenki.co.jp/basic/
・電気及び電子システムの保護にはSPDを
https://www.otowadenki.co.jp/jis/
・電気設備の耐雷対策
https://www.otowadenki.co.jp/equipment/
—————

◎一般社団法人 情報通信ネットワーク産業協会様の参考資料
—————
・CES-0040-2
雷過電圧に対する通信機器の保護ガイドライン 第2版(1.2MB)
2014年6月30日改訂
13/38ページ, (1) 通信線から侵入する雷サージに対する保護
http://www.ciaj.or.jp/standards_publications/standards/standards.html
・CES-0030-3
通信装置におけるイミュニティ試験ガイドライン第2.1 版
http://www.ciaj.or.jp/standards_publications/standards/1118.html
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長期間評価用貸出機(デモ機)を借りることはできますか。

評価用貸出機の無償お貸出期間は最長2週間となっております。
長期間のお貸出については別途有償レンタルとして対応しておりますので、弊社またはお買い上げの販売店にご相談ください。

機器修理期間中に代替の機器を借りることはできますか。

修理期間中の代替品や貸出機のご用意はいたしておりません。
別途、以下の有償サポート契約(センドバック保守)にて対応させていただいております。

有償サポートにつきましては弊社またはお買い上げの販売店にご相談ください。

なお、既存のお客様におかれましては、主にセンドバック保守をご契約するか予備機を事前ご購入して故障切り分け/障害時に備えられるかの2パターンがあるようです。

故障切り分け用の機器を借りることはできますか。

故障切り分け用の貸出機のご用意はいたしておりません。

なお、既存のお客様におかれましては、予備機の事前購入により故障切り分け/障害時に備えられているとのことです。