「遠隔施工等実演会」(施工DXチャレンジ2023)で、「超低遅延映像伝送 建設機械遠隔操縦システム」を実演・展示
2023年11月20日(月)~21日(火)に建設DX実験フィールド(茨城県つくば市)で開催された「遠隔施工等実演会」(施工DXチャレンジ2023)に参加し、株式会社ジツタ中国様と共同で「超低遅延映像伝送 建設機械遠隔操縦システム」を実演・展示しました。
「超低遅延映像伝送 建設機械遠隔操縦システム」は、4K低遅延/狭帯域対応 映像伝送装置「LLC-4000」と無人移動体画像伝送システム用 通信装置「RM5700」を組み合わせた、建設機械の遠隔操縦用に開発したシステムです。
人間の認知限界の100ms以下での映像伝送が可能で、遠隔地から違和感のない操縦を可能にしました。
動画で見る!「超低遅延映像伝送 建設機械遠隔操縦システム」デモ
映像送信側
[LLC-4000(映像送信装置)、RM5700、2Kカメラ]
映像受信側
[LLC-4000(映像受信装置)、RM5700、モニタ、遠隔操縦装置]
会場では、たくさんの方に「超低遅延映像伝送 建設機械遠隔操縦システム」を使用した重機遠隔操縦を体感いただきました。
「本当に遅延がないですね!」
「実際に乗車して操縦しているのと、ほとんど変わらないですね!」
と、嬉しいお声をたくさんいただきました。
また、「重機の“音”を聞くことができると、操作の状況が音でわかるので助かる」などの貴重なご意見もいただくことができました。
いただいたご意見を踏まえ、より臨場感のある、安全に遠隔操作が可能なシステム開発を目指してまいります。
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製品ページ
4K低遅延/狭帯域対応 映像伝送装置「LLC-4000」
無人移動体画像伝送システム用 通信装置「RM5700」
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