
将来は日本と世界を股に掛けるビジネスパーソンになりたいと思っていましたが、社内には英語が堪能な人が多く、当時の私はTOEICが300点台で、もう夢は閉ざされたと落胆しましたが、一念発起して外資系通信機器メーカーに転職しました。外資系とはいえ、当時は語学力よりも実績重視で、朝から晩まで仕事漬け、行き帰りは英語の自主勉強。ヘトヘトになって家の近くで深夜にラーメンや牛丼を食べる。そんな毎日を繰り替えしたら20代にして胃を壊しました(笑)。3年間がむしゃらに頑張った甲斐あって、海外企業とビジネスできるようになり、英語も電話やメールでやりとりできるレベルに。となると、自分で事業をしたい気持ちが強くなりました。
社会人になったときから「いつかは自分で経営をしたい」と思っていましたが、その想いが一気に大きくなりました。ちょうどその頃、ハイテクインターが取引先で、創業者から会社を引き継がないかと誘われ、2002年にハイテクインターに入社。30歳のときです。
そして翌年、代表取締役に就任しました。