【導入事例】建設現場における“DX”の課題を解決!
通信環境が整備されていない過酷な環境であることが珍しくない“建設現場”。
現場の業務効率化や安全確保を実現するには、“DX”は避けて通れません。
そこで、「Wi-Fi環境の構築」と「重機の遠隔操縦」に焦点を当て、実際にお客様の課題を解決した事例をご紹介します。
工事不要で即稼働できるWi-Fi環境の構築
システム構成:LTEルータ1台、アクセスポイント3台
納入先:某ゼネコン関連会社様
設置場所:郊外のビル建築現場
導入にかかった期間:約1か月
課題
- IP通話やチャット、ファイル転送ツールを利用して離れた場所にいるメンバーとスムーズにやり取りしたい。
- LTEは一部でしかつながらない
- ケーブルの敷設は困難
ハイテクインターからの提案
お客様から現状のお困りことをヒアリングする中で、「現場にネットワーク環境がなく、LTEが届く範囲も限られている。また、現場には有線での配線も難しい。その中で作業員がスマホやPCを使ってデータのやり取りを行いたい」と伺いました。
また、設置環境が過酷であるため、耐環境型の機器でなければいけませんでした。
そこで、弊社の小型産業用LTEルータ【HWL-2511-SS】と屋外用無線LANアクセスポイント【E500 Wi-Fi AP】を組み合わせてご提案させていただきました。
ルータは動作温度が広く、無線は防水防塵で半径300m程度をカバーできるため、少ない設置台数で広いエリアをカバー可能です。
お客様の声
事前設定ファイルがあることで簡単に設定ができ、不明な点があってもすぐに技術者にサポートしていただけるので安心でした。
また、1台で広範囲をカバーできるため、結果的に導入コストを抑えることもできました。
SIMカードも一緒に購入できるため、複数窓口とやり取りする必要がなくスムーズに導入ができました。
重機のスムーズな遠隔操縦
課題
- 無線ネットワークを利用して重機を遠隔操縦したい。
- Wi-Fiは電波干渉が多く使用できない
- FPU(Field Pickup Unit)は高価格
- 見通し外通信が難しい
- 移動しながら使用したいためバッテリー駆動がよい
解決策
無人移動体画像伝送システム【MPU5】なら…
- 5.7GHz帯を使用しており、電波干渉がなく安定した映像伝送が可能
- 半径5kmの見通しで通信可能
- アドホック(メッシュ)通信で、中継しながら見通し外通信が可能
- バッテリー駆動で、移動しながら使用が可能
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