HYTEC INTER

お問い合わせ

【導入事例】屋外用無線機器+マルチデコーダシステムで離れた場所にイベント映像を一括表示【第40回夜高あんどん祭り(北海道沼田町)】

今年で第40回目を迎える北海道沼田町の伝統的な祭り、夜高あんどん祭りが2016年8月26日と27日に盛大に開催されました。

ハイテクインターは夜高あんどん祭り実行委員会様の承認を受けて、あんどん祭りの様子を屋外に設置した4台の監視カメラで常時撮影、その映像を無線設備を利用してリアルタイムで運営本部の2箇所に送信。

当社のデコーダシステムであるMDS(Multi Decoder System)を利用して各カメラからの映像を1つのモニタに同時表示し、お祭りのスムーズな進行のお手伝いをさせていただきました。

お祭り会場など複数の場所から沼田町役場へ映像伝送

映像伝送に使用したPropeller 5 Outdoor Wi-Fi AP/Bridgeは、5GHz帯に対応し、無線LANブリッジとして見通し数キロメートルの伝送が可能です。

-40~+65℃の広い動作温度に対応した屋外設置可能な仕様となっており、今回は会場3か所と観光情報プラザに設置した4台のIPカメラの映像のうちそれぞれ離れた会場3台分を、沼田町役場に伝送しました。

第40回夜高あんどん祭り:接続構成例

お祭り会場など複数の場所から沼田町役場へ映像伝送

沼田町役場から運営本部へ一括映像伝送

沼田町役場から運営本部へは、電波干渉の少ない4.9GHz帯を使用する屋外用無線アクセス機器 APC5Mを利用して映像を一括で伝送しています。

2か所のモニタへの映像表示に使用したMDS(Multi Decoder System)は、異なるメーカーのカメラ、エンコーダからの映像ソースを一括して表示することができる映像システムです。

最大1,024台のカメラ・エンコーダを登録可能で、同時に16分割まで画面に表示することができます。

カメラごとのデコーダを用意する必要がなく、今回のように運営本部などの狭い場所での設置に非常に適しています。

少ない機器でのシンプルな構成でネットワークを設計できるので、お祭りやイベントなど短期間での利用、災害時など設備の整わない中での緊急時の設置などに非常に利便性の高いシステム構築が可能です。

沼田町役場から運営本部へ一括映像伝送

一覧へ戻る

関連商品