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xDSLモデム(ご利用中のお客様向け)

集合型モデム[ABiLINX 2124]

製品の特長

G.SHDSL.bis集合型モデム ABiLINX 2124(親機)は、既設のメタル線を活用することで、新たに回線を引くことなくEthernetの延長を可能とし、敷地内における複数拠点間通信の一括管理を実現します。

1台のABiLINX 2124に対し、ABiLINX 2504A(子機)を最大24台まで接続可能です。
用途に応じて1~4ペアのメタル線で接続可能(1ペアあたり最大15Mbpsの通信速度)です。1~4ペアで最大4.2kmの通信距離に対応します。*

工場・キャンパス・レジャー施設内や、鉄道・道路・空港・プラント等、広い敷地内のネットワーク構築に最適です。
その他にも、無線LANアクセスポイント間の距離延長にお使いいただけます。

* 測定環境
– ラインシミュレータ(線経 0.4mm ノイズ無し)
– EFMモードで接続

※本製品は、故障解析および修理のご依頼をお受けできません。
新品もしくは同等品と交換いたします。
機器故障の可能性がある場合は、弊社カスタマーサポートへご連絡ください。
TEL:0570-060030
受付時間 9:00~17:00(土・日・祝日、年末年始を除く)

利用事例

このようなお客様に最適なソリューションです。

【LANの延長】

  • 構内のネットワーク(LAN)を数キロ以上延長したい。

【新規ネットワークの導入】

  • 構内にあるメタル線を有効活用してネットワーク構築をしたい。
  • 構内に光ファイバーが敷設されていない。
  • ポイント-マルチポイントでLANを接続したい。
  • 過去にVDSLやADSL機器で利用できなかった経験がある。

【既存モデムの置き換え】

  • 構内にノイズが多く、メタル線で安定通信が実現できていない。

接続構成例ABiLINX 2124:接続構成例

想定される導入先

製品仕様

製品名※1 ABiLINX 2124
*ABiLINX(アビリンクス)はハイテクインターの登録商標です。
商品コード 121-AB-016
規格 Annex A/F、Annex B/G
伝送方式 ITU-T G.991.2-2003(SHDSL.bis)
伝送速度※2 ・TCPAM_16:192kbps~3840kbps
・TCPAM_32:768kbps~5696kbps
・AUTO_TCPAM:192kbps~5696kbps
・TCPAM_64:~11328kbps
・TCPAM_128:~15296kbps
使用周波数帯域 0~2551kHz ※伝送方式によって帯域が異なります。
最大フレーム長 1532byte(VLAN Tag含む)
VLAN 登録数:250(VID=1~4093)
1DSLポートあたりに適用可能なVLAN数:29
(デフォルトVLAN含む)
管理機能 HTTP、CLI、TELNET、SNMP v1/v2c
インタフェース Eth-1※3 RJ-45(10/100/1000BASE-T)・SFPコンボポート×1※4
オートMDI/MDI-X、オートネゴシエーション
Eth-2※3 RJ-45(10/100/1000BASE-T)・SFPコンボポート×1※4
オートMDI/MDI-X、オートネゴシエーション
LINE Telco 50pin RJ-21×1ポート
MGMT RJ-45(10/100 BASE-TX)×1ポート
CID RS-232(DB-9メス)×1ポート
ALM※5 RS-232(DB-9オス)×1ポート
寸法 (W)440 x(H)44.45 x(D)300mm(突起部含まず)
重量 3.96kg(本体のみ)
電源 AC 85~265V 50/60Hz
消費電力 90W(最大)
動作温度 0~60℃
保存温度 -20~+70℃
湿度 5~90%RH(結露なきこと)
認定 RoHS、WEEE、VCCI ClassA
機能 ■HYTEC INTER ABiLINX 2504AとEFMモードで相互接続可能
■MAC Address filtering
■IEEE 802.1Q VLAN
製品保証期間 1年間
付属品 ■RS-232(DB-9)ケーブルx1
■AC電源ケーブルx1
■マウンティングキットx1

※1 ABiLINX 2124は、ABiLINX 2504Aと組み合わせて使用することが可能な集合型モデムとなります。
※2 EFMモード使用時の1ペアあたりの最大伝送速度となります。
※2 子機の接続台数は、1ペアモード=最大24台、2ペアモード=最大12台、3/4ペアモード=最大6台となります。
※2 ABiLINX 2504Aと組み合わせて使用する場合の仕様につきましては、下表1を参照してください。
※3 Eth-1、およびEth-2は、イーサネットとSFPを同時に使用することができません。
※4 SFPのホットスワップは不可となります。
※5 ALMポートは将来サポートの予定です。

表1.ABiLINX 2504Aと組み合わせて使用する場合の仕様
PAM EFMモード(kbps)
32-TCPAM 2Wire:5696
4Wire:11392
6Wire:17088
8Wire:22784
64-TCPAM 2Wire:11328
4Wire:22656
6Wire:33984
8Wire:45312
128-TCPAM 2Wire:15M
4Wire:30M
6Wire:45M
8Wire:60M
オプション製品
SFPモジュール
製品名 商品コード 距離 コネクタ 芯数 モード 波長
F433I27431-16 162-LV-001 20km LC 1(WDM) シングル 1310/1550nm
F433S27415-16 162-LV-002 20km LC 1(WDM) シングル 1550/1310nm
F433I21431-16 162-LV-003 20km SC 1(WDM) シングル 1310/1550nm
F433S21415-16 162-LV-004 20km SC 1(WDM) シングル 1550/1310nm
F423S27485 162-LV-005 300m@62.5/125μm LC 2 マルチ 850nm
その他仕様のSFPモジュールをお求めの際は、別途お問い合わせください。
製品名 商品コード
RJ-21-RJ-11×24port 3mケーブル 152-AD-005

製品外観

SPEC

■通信距離
・11.3Mbps 0.4mmで5.4km(1ペア)
・22.6Mbps 0.4mmで5.1km(2ペア)
・45.3Mbps 0.4mmで5.1km(4ペア)

■ノイズに強く安定した通信が可能

■WEBブラウザ、CLI、TELNET、SNMPによるリモート管理機能

■VLAN対応

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型番

商品コード 製品名 備考
121-AB-016 ABiLINX 2124
162-LV-001 F433I27431-16

オプション製品

162-LV-002 F433S27415-16

オプション製品

162-LV-003 F433I21431-16

オプション製品

162-LV-004 F433S21415-16

オプション製品

162-LV-005 F423S27485

オプション製品

152-AD-005 RJ-21-RJ-11×24port 3mケーブル

オプション製品

157-YL-002 電源ケーブル 1.8m

付属品

関連商品

FAQ

一般的な製品導入前の検討方法はどのようなものですか。

製品導入前に、以下の手順でご検討されるお客様が多いです。

1.製品ページや、FAQで技術要件等を把握
https://hytec.co.jp/products
に各製品カテゴリをクリックしてご覧いただけます。

製品ページの「カタログ・資料」タブより、
納入仕様書等の各種資料のダウンロードも可能です。

2.製品価格、納期等を確認

納期は、在庫状況により異なりますが、
通常2営業日~の出荷が可能です。
価格や納期詳細はお問い合わせください。

3.評価用の貸出機を利用して、実際の運用予定環境にて動作確認

ほぼすべての取扱製品について
ご使用予定の環境で実際に運用可能かお試し頂くため、
最長2週間の無償お貸出を行っています。
https://hytec.co.jp/contact.html
※故障切り分け用の貸出機、
修理期間中の貸出機のご用意はいたしておりません。

機器設置に際して、サージプロテクタ(SPD)は必要ですか

雷サージなどの可能性が考えられる場合、耐障害性の観点からサージプロテクタを設置し、アースを接続して保護するべきと考えられます。

これはサージ保護デバイスのJIS規格においても、 各機器や保護デバイスが協調して動作することが重要である旨、再三にわたって強調されており耐環境性の製品といえども機器単体では十分な保護は難しい(サージプロテクタ無しで、信号線及び電源部からのサージは保護されない)からです。

一般的に通信用電子機器がサージ(ノイズを含む)の影響を受ける場合、通信断や機器の動作(一時)停止が発生し、最悪のケースでは故障に至ります。

弊社サポートにおいても、台風や大雨の後は、サージで故障した機器の修理依頼が顕著に増加します。
※なお雷サージは自然災害であり、有償修理となります。

◎音羽電機工業様の参考資料
—————
・雷サージとは
https://www.otowadenki.co.jp/basic/
・電気及び電子システムの保護にはSPDを
https://www.otowadenki.co.jp/jis/
・電気設備の耐雷対策
https://www.otowadenki.co.jp/equipment/
—————

◎一般社団法人 情報通信ネットワーク産業協会様の参考資料
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・CES-0040-2
雷過電圧に対する通信機器の保護ガイドライン 第2版(1.2MB)
2014年6月30日改訂
13/38ページ, (1) 通信線から侵入する雷サージに対する保護
http://www.ciaj.or.jp/standards_publications/standards/standards.html
・CES-0030-3
通信装置におけるイミュニティ試験ガイドライン第2.1 版
http://www.ciaj.or.jp/standards_publications/standards/1118.html
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長期間評価用貸出機(デモ機)を借りることはできますか。

評価用貸出機の無償お貸出期間は最長2週間となっております。
長期間のお貸出については別途有償レンタルとして対応しておりますので、弊社またはお買い上げの販売店にご相談ください。

機器修理期間中に代替の機器を借りることはできますか。

修理期間中の代替品や貸出機のご用意はいたしておりません。
別途、以下の有償サポート契約(センドバック保守)にて対応させていただいております。

有償サポートにつきましては弊社またはお買い上げの販売店にご相談ください。

なお、既存のお客様におかれましては、主にセンドバック保守をご契約するか予備機を事前ご購入して故障切り分け/障害時に備えられるかの2パターンがあるようです。

故障切り分け用の機器を借りることはできますか。

故障切り分け用の貸出機のご用意はいたしておりません。

なお、既存のお客様におかれましては、予備機の事前購入により故障切り分け/障害時に備えられているとのことです。