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ワイヤレス防犯カメラ(屋外用)のメリット・デメリット

ワイヤレス防犯カメラ(屋外用)のメリット・デメリット
地域の安心・安全を守るために、道路や駅、ショッピングセンターや公共施設などたくさんの人が集まる場所はもちろん、今では、各家庭の軒先に防犯カメラが設置されているのを見かけることも多くなってきました。

防犯カメラを屋外に設置する場合、「配線をどうするか?」という点で頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか?
その悩みを解消するのが「屋外用ワイヤレス防犯カメラ」です。
ここでは、屋外用ワイヤレス防犯カメラについて説明します。

ワイヤレス防犯カメラとは

防犯カメラの映像データ伝送方式には、大きく分けて「有線タイプ」と「無線(ワイヤレス)タイプ」があります。カメラ・モニタ間をケーブルでつなぐ「有線タイプ」に対して、「無線タイプ」はカメラ・モニタ間を無線通信でつなぐため、ケーブルの配線が不要です。

防犯カメラは、その名の通り、犯罪を防止することが目的です。わかりやすく目立つ場所に設置することで、犯罪抑止効果も期待できます。

防犯カメラと似たような用途のカメラに「監視カメラ」があります。防犯カメラは目立つ場所に設置されていることが多いのに対して、監視カメラは目立たない場所に設置されていることが多いです。監視の対象は人に限らず、動物園や牛舎などに設置して動物を見守る目的である場合や、火山や業務用冷凍庫など人が立ち入ることが難しい場所の監視が目的である場合もあります。

ワイヤレス防犯カメラのメリット・デメリット

ワイヤレス防犯カメラのメリット
ワイヤレス防犯カメラは、カメラ・モニタ間の配線が不要なため、ケーブルの準備や配線ルートを確保する必要がなく、高所や配線が難しい場所にも、低コストで簡単に設置することができます。今後ますます需要が高まっていくことが予想されるからこそ、「低コスト・設置が簡単」という点は大きなメリットといえます。

ワイヤレス防犯カメラのデメリット
一方、ワイヤレス防犯カメラの多くは、高画質映像伝送ができないというデメリットがあります。2.4GHz帯という種類の周波数帯を使用しており、法律で通信速度制限が設けられているためです。

そのうえ、周囲の影響を受けやすく、カメラ・モニタ間の壁の厚さや材質によっては伝送距離が非常に短くなってしまう場合もあります。また、周囲の電波状況により電波干渉してしまう可能性もあるため、どこにでも設置できるわけではないというのが現状です。

ワイヤレス防犯カメラの種類

電源
・電池式
電源工事が不要なため低コストで簡単に設置可能で、電源が取れない屋外での使用に最適です。ただし、定期的に電池交換が必要です。

・AC/DC電源使用タイプ
AC/DC電源から電源供給するため、電池交換の煩わしさがありません。ただし、電源が確保できる場所への設置が必須です。

赤外線カメラ
夜間や暗所での使用に最適です。
設置場所を選ばない小型タイプから高機能かつ犯罪抑止効果にもつながる大型タイプ、軒下への設置に最適なドーム型など、サイズや形状はさまざまです。
赤外線カメラの映像は一般的にはモノクロですが、センサーライト機能が搭載されておりカラー撮影が可能なタイプもあります。

防犯灯カメラ
夜間や暗所でもカラー撮影が可能です。
街灯や常夜灯としても使用可能で、犯罪抑止効果も期待できます。

センサーライト付
人感センサーが内蔵されており、カメラに近づくなどの動きによりセンサーが作動し、ライトを点灯したり音声を再生したりすることができます。
ライトや音声により防犯カメラの存在を知らせることで、防犯の意識が高いことを周囲にアピールすることができます。

屋外用ワイヤレス防犯カメラ

防水・防塵仕様の屋外用ワイヤレス防犯カメラは、雨風に対する耐久性が高く、防水ケースに収納することなく、屋外に設置することができます。

LEDライトが搭載されたタイプも多く普及しており、夜間撮影も可能です。

直接インターネットにつなぐことができる屋外用IP防犯カメラなら、パソコンはもちろん、スマートフォンやタブレットからも簡単に操作や監視ができます。

「防犯カメラ」と聞くとどこか物々しいイメージがあるかもしれませんが、犯罪の証拠を撮影するだけではなく、目立つ場所に防犯カメラが設置されていることで、犯罪の減少につながっていることも確かです。
防犯カメラの中でも、ワイヤレスタイプは低コストで簡単に設置することができるため、今後、ますます普及することが予想されます。

ワイヤレス防犯カメラを設置するにあたり、「高画質映像伝送ができない」「伝送距離が短い」という点が気になる場合は、「有線タイプの防犯カメラ+無線機器」という組み合わせでの設置をおすすめします。
高画質映像伝送が可能な有線タイプの防犯カメラを無線機器に接続して通信することで、高画質かつ安定した長距離映像伝送が可能です。

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