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無線LANで使われるデュアルバンドとは

2018/07/17

無線

無線LANで使われるデュアルバンドとは
無線LANのアクセスポイントを設置したが、電波が不安定・つながらない、通信速度が遅い…と感じることはありませんか?
そこで活用して欲しいのが「無線LAN中継機」です。
無線LAN中継機は、無線LAN(Wi-Fi)の電波を中継し、さらに遠くまで飛ばすことができます。
また、中継機を選ぶときに重要視するのが「デュアルバンド同時接続」に対応していることです。
ここではデュアルバンドとは何か、他との違いや製品について説明していきます。

無線LANのデュアルバンド同時接続とは?

デュアルバンドとは
無線LAN(Wi-Fi)の電波が届きにくい場所には、中継機を利用してWi-Fiルータの電波を中継する必要があります。
その中継方法の1つが「デュアルバンド同時接続」です。
デュアルバンド同時接続は、中継の際に通信速度が半減せずに接続ができるため、スマートフォンやタブレットなどの通信機器も、速度が維持された状態で使用できます。
中継方法は他にも「デュアルバンド切替式」や「シングルバンド」とありますが、これらは通信速度が半減してしまいます。

デュアルバンド同時接続の特徴
デュアルバンド同時接続に対応している中継機は、5GHz帯と2.4GHz帯の2つの帯域を同時に利用することができます。
例えば、親機と中継器の通信は5GHz帯で通信を行い、中継器と子機の通信は、もう一方の帯域の2.4GHz帯で通信します。
このように、中継機がそれぞれ別の周波数帯で通信することにより、親機から子機へそのまま中継することができ、通信速度の維持が可能となるのです。

同じ周波数帯では送信と受信が同時にできないため、親機と通信中は子機と通信ができませんが、2.4GHz帯と5GHz帯であれば、機器内部にあるフィルタで完全に分離できるため、2.4GHz帯で親機と通信中に、5GHz帯で子機と同時に通信を行うことが可能です。

デュアルバンドとその他の方式の違い

シングルバンドとは
1つの帯域のみ中継する方式を「シングルバンド」といいます。
シングルバンドは、それぞれの周波数帯を切り替えて中継する方式のため、デュアルバンドより相対的に通信速度が低下する傾向があります。

*シングルバンドでの接続
2.4GHz帯と5GHz帯の2つの帯域を交互に使用します。
親機から中継器へ2.4GHz帯で通信した場合、中継機から子機へも2.4GHz帯で通信を行います。
5GHz帯でも同じように親機から中継機へ、中継機から子機へ同じ周波数帯で通信を行います。
このようにシングルバンド対応の中継機は、同じ周波数帯で通信する必要があるため、中継機で切り替えを行わなければならないのです。
そのため、通信処理に2倍の時間がかかり、通信速度が半減してしまいます。

デュアルバンドとシングルバンドとの違い
パソコンの無線LANにも、シングルバンドやデュアルバンド対応の周波数帯があります。
シングルバンドの場合は、2.4GHz帯に対応しています。2.4GHz帯はほとんどの無線LAN機器が使用していて、電波干渉により通信速度が遅くなることが多くあります。
デュアルバンドの場合は、2.4GHz帯と5GHz帯の両方に対応しています。5GHz帯は2.4GHz帯に比べて、割り当てチャンネルが多く、安定した通信が可能となります。

無線LANの通信規格には次のようなものがあります。
・IEEE802.11b:2.4GHz帯(最大通信速度11Mbps)
・IEEE802.11g:2.4GHz帯(最大通信速度54Mbps)
・IEEE802.11a:5GHz帯(最大通信速度54Mbps)
・IEEE802.11n:2.4GHz帯/5GHz帯(最大通信速度600Mbps)
・IEEE802.11ac:5GHz帯(最大通信速度6.9Gbps)
※2.4GHz帯は電子レンジやBluetoothなどと同じ周波数帯を利用しているため、干渉しやすい。
※5GHz帯は競合が少ないため干渉は少ない。

ハイテクインターのデュアルバンド接続無線LAN対応製品

ハイテクインターで扱っているデュアルバンド接続対応の無線LAN機器を紹介します。

●E500 Wi-Fi AP
・無線LANインタフェース:IEEE802.11(b/g/a/n/ac)
・周波数帯:2.4GHz, 5GHz(W52, W53, W56)
・最大通信速度:300Mbps(802.11n), 860Mbps(802.11ac)
・特徴1:2.4/5GHzデュアルバンドに対応しています。屋外用無線LANアクセスポイントやブリッジとしても使用可能な屋外用無線機器です。
・特徴2:無指向性アンテナで360°の広範囲をカバーします。
・特徴3:-30~+65℃の広い動作温度に対応しているため、温度条件の厳しい場所への設置が可能です。
・使用例:工場や屋外駐車場でのWi-Fiエリア構築

E500 Wi-Fi APの製品情報はこちら

●E410 Wi-Fi AP
・無線LANインタフェース:IEEE802.11(b/g/a/n/ac)
・周波数帯:2.4GHz, 5GHz(W52, W53, W56)
・最大通信速度:300Mbps(802.11n), 860Mbps(802.11ac)
・特徴1:2.4/5GHzデュアルバンドに対応しています。無線LANアクセスポイントとして使用可能な屋内用無線機器です。
・特徴2:無指向性アンテナで360°の広範囲をカバーします。
・使用例:オフィスや公共施設などの室内アクセスポイント

E410 Wi-Fi APの製品情報はこちら

「デュアルバンド同時接続」に対応している中継機と、対応していない中継機では、子機(スマートフォンやタブレット、PC)の使用時の速度に大きく影響します。
これから無線LAN中継機をご購入される方は、速度を維持したまま中継する「デュアルバンド同時接続」に対応しているものを選びましょう。
また、中継機にも対応規格があるので、親機、子機と合わせてチェックしておきましょう。

ハイテクインターの製品『E500』・『E410』は、デュアルバンド対応の無線LAN機器です。
また、360°の広範囲をカバーしているためアクセスポイントの構築に最適です。更に、ブリッジとアクセスポイントが1台で可能となります。

このように無線LANをさらに遠くへ繋ぎたいときに重要となるのが、デュアルバンドに対応していることです。
2つの周波数帯を組み合わせることによって、通信速度が維持され効率的な通信を行えるようになるのです。

→ハイテクインターの無線機器一覧はこちら

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