通信速度アップを図るためメタル回線を光回線に替えたいけれど、「工事期間が長い」「費用が高額」という理由で二の足を踏んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
既設の電話線を利用してカンタンに高速通信を実現する方法をご紹介します。

その電話線、高速通信に利用できます

メタル回線を利用可能な通信規格の一つに、VDSLがあります。
VDSLは、電話に使用されるメタル回線を利用して100Mbpsの通信が可能です。
データ通信や普通にインターネットを利用するだけなら、VDSLでも十分でした。

ところが、カメラ映像伝送や動画配信の場合、100Mbpsでは高解像度な映像伝送が難しいため、さらに高速な通信環境が求められます。
それを解決するのが「G.fast」モデムです。

G.fastモデムは、既設の電話線を利用して900Mbpsもの高速通信が可能です。
900Mbpsなら、高解像度映像でも難なく伝送できます。

ハイテクインターの集合型G.fastモデム「ABiLINX 4116（親機）／ABiLINX 4100（子機）」は、既設の電話線を利用してラストワンマイルに高速通信を届けることができます。

VDSLやADSLは「再接続（何らかの障害により一旦通信が切れてから繋がるまでの時間）に約30秒もかかる」という問題がありますが、ABiLINX 4116／4100なら数秒で再接続可能です。
近くに設置された機器の周波数と被らないように設定を変更することも可能で、信頼性の高い通信を実現します。

G.fastモデムはさまざまな施設で実力を発揮します

親機のABiLINX 4116は16ポート搭載しており、最大250mまで通信可能なため、ホテルや旅館、マンションなどの集合住宅のほか、工場、病院、駐車場、商業施設などさまざまな場所で利用できます。

実はWi-Fi6の導入に一役買います

「配線工事をせずにWi-Fi6を導入したい」という方にも、高速通信が可能なG.fastモデムが最適。
Wi-Fiアクセスポイントまでの通信経路としての利用が、実は最もG.fastモデムの実力を発揮します。

新たにケーブルを配線する必要がないのも魅力の一つ。短期間での導入を実現します。
1～2日もあれば取り付け完了できるので、例えば、長期間システムを停止することが困難な病院でも、問題なく設置が可能です。