【重要】LTEルータ HWL-2511-SSの脆弱性に関するご報告
HWL-2511-SSファームウェア[Ver. 111](2023.10.26up)[47.7MB、ZIP]
後継機種:デュアルSIM/マルチキャリア対応 小型産業用LTEルータ HWL-3611-DS
HWL-2511-SSは、各種データの収集や監視カメラ映像の確認など、遠隔へのデータ送信に使用できる産業用LTEルータです。
LTE通信ゲートウェイとしてM2M用途などでご利用いただけます。
VPN機能があり、リモートオフィスのネットワーク構築に最適です。(VPNネットワークの速度実測値は本ページ以下をご参照ください)
BCP(事業継続計画)対策にもご利用いただけます。
2.4GHz帯のWi-Fiアクセスポイントとしても使用できるため、現場でのデータ確認も可能です。
◆-20~+60℃の広い動作温度
◆2.4GHz帯Wi-Fi機能搭載
◆RS-232/485, DI/DOポート搭載
◆軽量、小型筐体
既登録クライアントのみにカメラのアクセスを制限できるためセキュリティが確保できます。
◆周波数Band41に対応
◆GPSアンテナ
・位置情報の取得
・GPSタイムサーバ機能
NTP/SNTP対応のネットワーク機器に対し、GPSで受信した精密な時刻情報をSNTPサーバとして配信できます。
【HWL-2511-SS販売終了と代替品機種のご案内】
HWL-2511-SSは、販売終了とさせていただくことになりました。
以下の製品にてご検討くださいますようお願いいたします。
利用事例
水質、地質、温度等の情報を離れた場所でモニタリングしたい
■課題
・現場に設置された水質、地質、温度等のセンサーのデータを、遠隔地でモニタリングしたい
・環境上、ケーブルの配線が難しい
■Wi-Fiアクセスポイント機能搭載産業用LTEルータ「HWL-2511-SS」なら、Wi-Fiでセンサーデータを収集し、LTE経由でクラウドへデータ伝送
・ご利用シーン
農場での環境センサーデータ収集、伝送
工場内の各種センサーデータの収集、伝送
ソーラー発電施設内のセンサーデータ収集、伝送
ネットワーク環境がない伐採作業場所にWi-Fi環境を構築
- IP67に適合し耐環境性に優れている「E500 Wi-Fi AP」で、2.4GHz帯&5GHz帯の屋外Wi-Fi環境を構築。
- 野外用電話線、「同軸ケーブル対応PoE延長装置 ABiLINX 3101T/R」「産業用LTEルータ HWL-2511-SS」を組み合わせることで、携帯電話不感地帯に設置された「E500 Wi-Fi AP」をアクセスポイントとしてWi-Fiの利用が可能に。
(※ABiLINX 3101T/R、HWL-2511-SSは防水ボックスへ収容する必要があります)
導入事例
◆条件
ISAKMPポリシー | トンネルポリシー | ||
---|---|---|---|
認証方式 | PSK | 認証アルゴリズム | SHA256 |
バージョン | IKE2 | 暗号化アルゴリズム | AES256 |
認証アルゴリズム | SHA256 | DHグループ | 5(1536bit) |
暗号化アルゴリズム | AES256 | ||
DHグループ | 5(1536bit) |
1. HWL-2511-SS(DoCoMo)―――HWL-2511-SS(DoCoMo)
トラフィック方向 | iPerf |
---|---|
2511#1 → 2511#2 | 4.81Mbps |
2511#2 → 2511#1 | 5.12Mbps |
2. hEX S(光)―――HWL-2511-SS(DoCoMo)
トラフィック方向 | iPerf |
---|---|
hEX S → 2511 | 8.04Mbps |
2511 → hEX S | 2.49Mbps |
3. hEX S(光)―――hEX PoE(光)
トラフィック方向 | iPerf |
---|---|
hEX S → hEX PoE | 7.37Mbps |
hEX PoE → hEX S | 27.6Mbps |
4. hEX S(光)―――hEX PoE(光):暗号化をAES128にした場合
トラフィック方向 | iPerf |
---|---|
hEX S → hEX PoE | 7.81Mbps |
hEX PoE → hEX S | 32.8Mbps |
導入事例
◆工場
◆トンネル
◆工事現場
◆ソーラー施設