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公衆無線LAN導入のメリット・デメリット

2017/08/30

無線

公衆無線LAN導入のメリット・デメリット
スマートフォンの爆発的な普及やノマドワーカーの増加、外国人観光客の増加などによって、近年公衆無線LANが急速に整備されてきました。しかし、それでも諸外国に比べると、日本での公衆無線LANの普及率はまだまだ満足のいくレベルとは言えず、2020年の東京オリンピックに向けても早急な整備が望まれるところです。

公衆無線LANサービス

公衆無線LANとは
インターネットへの接続方法は有線接続から無線での接続が主流になりつつあります。その中でも、公共の場所で誰もが使うことのできる無線LANのサービスを公衆無線LANといいます。有線のネットワークに比べてケーブルが不要なため、外出先やモバイル端末からインターネットに接続したいときに非常に便利です。

その反面、アクセスポイントを不特定多数の人間が共有するため、セキュリティに関する不安や、アクセスが集中した場合の接続の不安定さなどが問題として考えられます。

公衆無線LAN提供サービス
アクセスポイントは、各電気通信事業者・各種インフラ事業者・飲食店や病院・公共事業体が提供するものが多数あり、特定の顧客に対する付加価値サービスとして提供されているもの、有料にて提供されているものから、不特定多数が無料で享受できるサービスなど、受けられるサービスにもかなりバリエーションが増えてきました。

一般的なところでは、スターバックスコーヒーやタリーズ、ドトールなどのカフェ、マクドナルドなどのファストフードやセブンイレブンなどのコンビニエンスストアのように、店舗の利用者向けに無料の公衆無線LANを提供することで本業の付加価値を高めようとしているケースがあります。その他にはNTTDocomo、au、ソフトバンクなど携帯キャリアが、自社網の混雑緩和や顧客満足度向上のために自社ユーザに対して提供しているケース、大阪府や新宿区など地方自治体が提供して観光客の誘致や満足度向上を狙っているケースなどが考えられます。

公衆無線LAN設置のメリット・デメリット

導入のメリット
公衆無線LANを提供することにより、提供者は新規顧客の呼び込みや既存顧客への付加価値提供、店舗自体の利便性の向上などをメリットとして見込むことができます。ホテルや飲食店など、不特定多数の人間が出入りする場所では、一時的に気軽に使えるインターネットアクセスは店舗としては大きな集客要素になるでしょう。

導入のデメリット
その一方で、セキュリティの整備や不正アクセスがあった場合の提供者側の責任問題、情報漏洩などのリスクを負わなければならないというデメリットが考えられます。サービス利用者の適切なサービス利用を確保するためには、有害情報のフィルタリングを行う、個人情報を適切に取り扱う、アクセスログを最低限保管するなどセキュリティに関する対策を万全にすることが肝心です。

公衆無線LANの設定・構築

WiFiスポットの構築
無線LAN環境を構築する場合は、まず、アクセスポイントを用意して無線LAN環境からインターネットへの接続ルートを構築します。社内LANなど大規模ネットワークに接続したり、セキュリティ環境を整備したい場合などにはモデムやスイッチングハブなどを中継させ、社内LANへの外部からの侵入を防ぐ必要がある場合がありますのでご自身の環境をご確認ください。

アクセスポイントの対応範囲
アクセスポイントに電波が届く範囲ですが、機材の選び方もさることながら、設置する場所や障害物の有無によって大きく異なります。電波は障害物にぶつかると反射・減衰する性質があるため、例え近距離の通信であっても途中に障害物があると一気に通信速度が遅くなる性質があります。

そのため、通信速度を確保するためには通信を行いたい端末とアクセスポイントの位置関係が非常に重要になります。1店舗対象などの場合は小型の機材でも十分な場合もありますが、広いエリアでも安定して通信したい場合は、メッシュなどを利用して受信範囲を広げるのも一つの手です。また利用するアンテナの種類によっては長距離の通信が可能な機種もありますので、利用したい環境によってアクセスポイントを選定することが重要になってきます。

公衆無線LANのセキュリティ
また公衆無線LAN環境を構築する場合に非常に重要なのが、セキュリティの確保です。モバイル端末とアクセスポイント間は無線での電波通信になるため、不正アクセスや情報漏洩、マルウェアやウィルスの侵入などあらゆるセキュリティ上の危険が考えられます。公共の公衆無線LANを利用する場合には暗号化されているかどうかを確認すること、PCの共有フォルダへの自動アクセスをオフにしておくことなど、自衛手段を必ず取るようにすることが重要です。サービス提供者としては顧客サービスの一環として提供している公衆無線LANが、逆にお客様離れの要因にならないように、セキュリティ対策はしっかりと行ってサービスを提供するようにしましょう。

無線でのインターネット接続が当たり前になりつつある今、公衆無線LANサービスは今後もますます拡充が予想されます。総務省も「公衆無線LAN環境整備支援事業」や「観光・防災Wi-Fiステーション整備事業」などの施策を実施して補助金を拠出するなど、公衆無線LANサービスの充実に務めています。

これらの補助事業では、SNSアカウントを利用した認証方式(Google、Facebook)に対応したアクセスポイント機器を利用することが必須となっており、ハイテクインターでは以下のE500を認証方式を搭載した機種としてご案内しております。E500は802.1xプロトコルに準拠しており、ユーザー認証情報としてユーザー名、パスワードだけでなく、証明書を用いるEAP-TLSにも対応しています。

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