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SHDSL(産業用モデム)

ML600i

製品の特長

ML600iシリーズは、最大スループット60Mbpsのデータ伝送を実現する高性能なG.SHDSL.bisモデムです。

光ファイバーの施設が困難な場所でも、メタル線でこれまで以上に高速なアクセス回線の導入を実現出来ます。ペア/バルク伝送技術 IEEE 802.3ah(EFM 2BASE-TL)、ITU-T G.9982(G.bond)を採用しています。

一般のSHDSL.bis モデムとは違い、1ペアで最大15.2Mbpsの送受信が可能です。更にペア伝送時に1ペアが切断されてもリンクを保持するEFMボンディング、アダプティブレート、クロストーク・マネジメント機能、高い伝送効率(オーバーヘッドは一般製品が20~40%に対してML600iは5%)、少ない伝送遅延・ジッタ・パケットロス、 VLAN、QoSや各イーサネットポート(5ポート)ごとのサービストラフィックシェーピング機能(1kbps単位)に対応し、安定した高速データ伝送を実現します。

ML600シリーズと機能・性能に変更はなく、より導入を容易にするためにハードウェアとして次の改良が加えられた製品です。
●ACアダプタ入力に標準対応
●ファンレス設計
●電源端子の削除

RoHS指令準拠製品です。

このようなお客様に最適なソリューションです。

【LANの延長】

  • メタル線を利用してネットワークを数km延長したい。

【既存モデムの置き換え】

  • 従来のSHDSL/SHDSL.bisより更に高速データ通信を実現したい。

【独創的な機能】

  • 接続するスイッチのEthernet portリンクダウンで、DSLリンクダウンの監視がしたい。(リンクパススルー機能)。
  • SHDSL/SHDSL.bisのペア伝送で、1ペア切断されても通信を保持したい。
  • SHDSL/SHDSL.bisのペア伝送で、ペア間の相互干渉が少なく安定した通信を実現したい。
  • 多機能(VLAN、QoS、トラフィック・シェーピング)なモデムを設置したい。

【耐環境性】

  • 動作温度条件の基準がシビアな環境に設置したい。

想定される導入先

製品仕様

製品名 ML622i ML624i
商品コード  121-AC-031  121-AC-032
伝送方式 G.991.2(G.SHDSL.bis)、TTC JJ-100.01
伝送速度※1 1ペア接続時:最大15.232Mbps(ML622i/ML624i)
2ペア接続時:最大30.464Mbps(ML622i/ML624i)
4ペア接続時:最大60.928Mbps(ML624i)
使用周波数帯域※2 0~2540kHz
最大フレーム長 1628Byte
バッファ容量 1MB
管理機能 MetaASSIST View, CLI(TL1), SNMP, Syslog
インタフェース DSL RJ-45 x2 RJ-45 x4
LAN 10/100BASE-TX x5
コンソール シリアルポート RS-232(DB-9) x1
その他 MNTポート x1※3、アース端子 x1
寸法 (W)213 x(H)40 x(D)234 mm(突起部含まず)
重量 1.3kg(本体のみ)
電源 ACアダプタ入力:90V~264V 47/63Hz
消費電力 AC:9.3W AC:12.7W
動作温度 本体:-40~+65℃
ACアダプタ:-20~+60℃
保存温度 本体:-40~+70℃
ACアダプタ:-20~+85℃
動作湿度 0~95%RH(結露なきこと)
規格・認定 VCCI Class A, PSE, CE Marking, RoHS, IEC/EN/UL 60950-1, ETSI 300 019, ITU-T K.21
製品保証期間 2年間
付属品 ■ACアダプタ x1
■グランド用リング型圧着端子 x1
■グランド用ネジ x1
■グランド用ワッシャー x2
■ゴム足 x4
■RS-232Cコンソールケーブル x1
■RJ-45⇒RJ-11変換ケーブル(DSL用)
(ML622i:2本/ML624i:4本)

※1:TTC JJ-100.01は次期ファームウェアにて対応となりますが、下記制限があります。
収容制限:クラスAのシステムと同一カッド内に収容不可
線路長制限:2.3Mbps以下≦2.5km、1.5Mbps以下≦3.75km、768kbps以下≦4km
※2:伝送速度により異なります。
※3:非サポート MetaASSIST View R8.11[ZIP] [対応モデムバージョン]
ML62x/698: R7.05/16|ML684D: R8.11/19|ML74x: R7.14/17

オプション 商品コード
ラックマウントキット(19”, 23”または ETSI ラック) 154-AC-001

製品外観

SPEC

■リンク速度 上り/下り 1ペア最大15.2Mbps

■LANポート 10/100BASE-TX x 4

■LANポート 10/100 FULL/HALF 固定可能

■アダプティブレート対応

■リンクパススルー対応

■クロストーク・マネジメント機能対応

■EFM over Copper(EFMC) Bonding対応

■高い伝送効率(オーバーヘッド 約5%)

■VLAN(IEEE 802.1Q), QoS(IEEE 802.1p/DSCP)対応

■管理用VLAN 作成可能

■スパニングツリー(IEEE 802.1d)対応

■ログ機能内蔵(電源オフ/オン時も保持)

■ネットワーク管理機能(SNMP,TELNET, WEB, CLI,専用GUIソフトウェア)対応

■電源 ACアダプタ入力:90V~264V 47/63Hz

■Dying gasp対応

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    本サイトに掲載の無い製品の各種資料につきましては、別途お問い合わせください。

型番

商品コード 製品名 備考
121-AC-031 ML622i
121-AC-032 ML624i
154-AC-001 ラックマウントキット(19”, 23”または ETSI ラック)

オプション製品

167-CN-003 TRH25120-A-26E13 ACアダプタ

付属品
・出力電圧:DC48V

152-AD-008 RJ11-RJ-45(6極2芯) 2m

付属品

152-SD-001 コンソールケーブル

付属品

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FAQ

動作温度範囲が広いモデムは有りますか。

ございます。
以下が一覧となります。
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◎産業用モデム
■SHDSL(長距離伝送向け)

ML622i/624i:-40~+65℃
ML684D:-40~+74℃
ML600シリーズ:-40~+65℃、-40~+74℃(ML698)
・ML6916EN(リリース予定):-40~+74℃
MiniFlex:-20~+70℃

■ADSL2+ / VDSL2
ML700シリーズ:-40~+65℃

■VDSL2
ABiLINX 1001i:-20~+65℃
NV-500:-20~+70℃

◎集合型モデム(DSLAM)
MX-161:-40~+65℃
ABiLINX 1108/1124:-10~+50℃
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製品の専用ソフトは、Windows10で動作しますか

以下の製品の専用ソフトは、Windows10で動作することを確認しております。

カテゴリ 製品名 Windows10
動作可否
備考
DSL ML600シリーズ/
MetaASSIST View R8.11
ML700シリーズ/
MetaASSIST View R8.11
SCADA/ASMOS_7.0.1 インストール時エラーメッセージが出ることもありますが、そのままインストールすると使えます。
PoE延長装置 MaxiiPower Vi2508、Vi2516/
PoE configuration Rev 3.1
MaxiiPower Vi2608、Vi2616/
PoE configuration Rev 3.1
アナログ Aster5/TMA version S0004/05300

動作確認PCスペック
Windows 10 Home 64ビット版

xDSL回線を複数束ねて、速度を高速にすることができますか。

ボンディング(束ね)機能を実装したモデムであれば可能です。
以下が一覧となります。
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■SHDSL(長距離伝送向け)
ML600シリーズ:1ペア 15.2M/2ペア 30.4M/4ペア 60.9M/8ペア 100M
ML622i/624i:1ペア 15.2M/2ペア 30.4M/4ペア(ML624i)
ML684D:1ペア 15.2M/2ペア 30.4M/4ペア 60.9M
MiniFlex:1ペア 15.2M/2ペア 30.4M
※M=Mbps

■ADSL2+ / VDSL2
ML700シリーズ:ADSL2+
1ペア接続時(Annex A):最大1Mbps/21Mbps
1ペア接続時(Annex M):最大1.6Mbps/20Mbps
4ペア接続時(Annex A):最大4Mbps/84Mbps
4ペア接続時(Annex M):最大6.4Mbps/80Mbps
8ペア接続時(Annex A):最大8Mbps/168Mbps
8ペア接続時(Annex M):最大12.8Mbps/160Mbps

ML700シリーズ:VDSL2
1ペア接続時:最大58Mbps/96Mbps(ML744/ML748)
4ペア接続時:最大188Mbps/386Mbps(ML744)
8ペア接続時:最大250Mbps/500Mbps(ML748)
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※0.4mmの電話線を利用した、理論上の最大値

CTM機能とは何ですか。

xDSLでは、クロストーク(漏話)の影響によりリンク速度が低下したり、最悪はリンク自体が確立しない場合があります。クロストークは隣接する回線からの信号が誘導電流となり、ノイズとして他の回線に悪影響を与え起こる現象であり、G.SHDSL.bisモデムのBonding技術では、自身のリンク確立のために他のペアのクロストークの干渉を管理するCTM(Cross Talk Management)機能が重要な役割を果たします。

CTM機能のリンク確立の流れにつきましては、こちらの資料をご覧下さい。
(対応製品:ML600シリーズ)

xDSLモデムの設置にあたって行う、最低限の設定はありますか。

最低限の設定としては、親子の設定が事前に必要になります。

但し、以下のような例外もございます。
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・MiniFlex:接続時に親子の設定が自動で行われますので、事前設定は不要です。
>> MiniFlex

・集合型カテゴリに属するモデム: 初期値として、親機にあたる製品には親の設定が、子機にあたる製品には子の設定が適用されていますので、事前設定は不要です。
>> 集合型
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机上のテストでは問題なかったのですが、現場に投入したところDSLリンクが不安定です。どうしたらよいですか。(産業用モデム)

さまざまな理由が考えられますので、以下の項目を順次ご確認いただく必要があります。
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(1)適切なノイズマージンをとっているか
クロストークノイズ、電源周りのノイズ、雷サージ等が原因になることがあります。
モデムは、通常、ノイズに対するマージンをとっておりますが、マージンの閾値を超える強いノイズを被った場合モデム内部でのノイズに対するエラー処理が増大し、確立しているリンクの切断等を起こす事が報告されております。
ノイズフィルタ等によるノイズ対策のご検討をお勧めします。
また、回線分岐(ブリッジタップ)を減らすことで改善する可能性があります。

(2)モデムに流すデータ量が適切か
モデム間を流れるデータ量が、モデムのリンク速度範囲内での通信であれば、モデムのエラー処理は問題なく行われますが、モデムのリンク速度範囲を超えたデータ量がモデムに流入した場合、ビットエラー処理の数が増大し、モデムの応答が無くなる場合があります。

(3)設定速度は適切か
速度固定の有効性、および速度自動調整の限界につきまして、一般的に、モデムは速度可変より、速度固定を行う方が安定します。
速度可変では、モデム間で回線状態を調査する信号を送信し、その結果を持って最小リンク速度~最大リンク速度の範囲で最大限速い速度がでるように接続しようとします。

(4)回線収容環境や配線方法は適切か
保安器や、MDF/IDF等の回線接続部分を見直し、必要によっては配線しなおしていただくことで改善する可能性があります。

また、空き線が他にあれば収容変更をしていただくことで改善する可能性があります。

保安器が影響しているかどうかは、保安器をバイパスしてモデム同士を接続することで判断できます。

以下参考資料となります。
Q. 机上のテストでは問題なかったのですが、現場に投入したところDSLリンクが確立しないです。どうしたらよいですか。
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机上のテストでは問題なかったのですが、現場に投入したところDSLリンクが確立しないです。どうしたらよいですか。(産業用モデム)

さまざまな理由が考えられますので、以下の項目を順次ご確認いただく必要があります。
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(1)物理的に接続されているか
対向機器の電源は、オンになっているか
・各コネクタとケーブルが正しく接続されているか
・ツイストペアケーブルを使用しているか
・0.4~0.5mmの線径の電話線を使用しているか
(ペア割れしたツイストペアケーブル、平ケーブル、カッドケーブルを使用した場合、ノイズの影響を受けやすくなります。ツイストペアケーブル以外は非推奨となります。)

(2)中継器が接続されていないか
ブリッジタップ、PBX(交換器)、分配器等。信号を通さないのでバイパスしていただく必要があります。
MDFの場合も中に避雷器(保安器)が入っていないかご注意ください。
※スプリッタは問題なし

(3)サージプロテクタ(避雷器)が設置されていないか
取り外してからリンクを確認してください。
xDSLが使用する周波数帯域をカットしている可能性があります。
弊社取り扱い製品と動作確認の取れているサージプロテクタのご紹介も可能です。

(4)モデムのCO(親機)・CPE(子機)の設定が正しいか
CO同士、CPE同士ではDSLリンクを確立することができません。

(5)利用周波数の重なる機器がないか
別のxDSL製品やインバータ、溶接機、発電機等が近くにある場合は、それらからのノイズの影響を避けるために物理的な距離を置く等の対策をしてください。

(6)設置環境に問題はないか
・本製品を直射日光の当たる場所や、温度の高い場所で使用しないでください。
本体内部の温度が上がり、故障や火災の原因になることがあります。

・本製品を暖房器具などのそばに置かないでください。
ケーブルの被覆が溶けて感電や故障、火災の原因になることがあります。

・本製品をほこりや湿気の多い場所、油煙や湯気のあたる場所で使用しないでください。
故障や火災の原因になることがあります。

・本製品を重ねて使用しないでください。
本体内部の温度が上がり、故障や火災の原因になることがあります。

・通気口をふさがないでください。本体内部に熱がこもり、火災の原因になることがあります。

・雷サージや瞬断により、使用する機器の動作に不具合を及ぼす可能性があります。
落雷・瞬断による機器の不具合は有償修理となりますので、サージ保護が可能なUPS等での対策をお勧めします。

(7)距離の限界がないか

(8)故障か
製品添付のケーブルでモデム同士を直結していただき、DSLリンクが確立するか確認していただくことになります。

以下参考資料となります。
Q. 机上のテストでは問題なかったのですが、現場に投入したところDSLリンクが不安定です。どうしたらよいですか。
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